ヴァイオリニストの逸話 - ハイフェッツ

ハイフェッツのすごさと言えば、やはりテンポ…。違う?じゃあ録音の数でしょうか。それも違う?やはり技術かな。などとボケてみましたが、「こうだからすごい」といった評論はやめておきます。かわりにここではハイフェッツにまつわるエピソードをご紹介します。

  • 若いハイフェッツの演奏を初めて聴いたクライスラーがジンバリストに「私も君もヴァイオリンを膝に打ちつけて壊した方が良さそうだ」
  • レコーディング中どうしてもうまくいかない個所があって本人が「おい、誰かハイフェッツを連れてきてくれ!」
  • レコーディングスタジオで、ただ一箇所のミスにどうしても納得のいかないハイフェッツにプロデューサーが「このテイクでいきましょう。他のヴァイオリニストが喜びますよ」

いかがでしょう。ハイフェッツを聴いてみたくなってきませんか?最後に、ハイフェッツの演奏会を聴いたジョージ・バーナード・ショーが手紙にしたためた有名な一節をご紹介します。

〜私と妻はとても心配なのです。あの様に完璧な演奏をして嫉妬深い神を怒らせたら、あなたは早死にしてしまうでしょう。毎晩寝る前に何かを下手に弾くことを強くご忠告します〜

この文章は、当社代表取締役の茶木祐一郎が過去執筆したメールマガジン「ヴァイオリン・ファン」創刊号から引用しました。引用にあたり一部加筆・修整を行っています。

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