Carlo Ferdinando Landolphi
[Milano; 1710-1787]
カルロ・フェルディナンド・ランドルフィ

音に力点を置く傾向の強いMilano派の製作者の中で、特に見た目の美しさにも配慮し、細部まで美しい仕上げの楽器を製作した。Landolphiが誰に師事したのかは定かではないが、1749年にMilanoにやって来たG.B.Guadagniniから影響を受けたのは想像に難くない。このことは、1750年頃以降の作品が目立っている事から推測できる。一方で、Milano派の先人であるGrancino、Testoreなどの影響を受けた作品も存在する。作風が幅広いことから、二人の異なる製作者が存在したのではないかという意見もある。
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