Joseph Alfred Lamy known as "Lamy Père"
[Mirecourt, Paris; 1850-1919]
ジョゼフ・アルフレッド・ラミー

12歳でClaude Charles Nicolas Hussonに弟子入りし、師匠のHussonやArthur Joseph Vigneron Pèreの初期作品にも見られるように、Peccatteの流派ではなく、 Vuillaume-Voirinの流派で研鑽を積んだ。1868年Château-ThierryのPierre Louis Gautrotの元で働き、Hussonスタイルの弓を製作。この工房ではJoseph Voirinと親交を深め た。1876年にParisに戻り、François Nicolas Voirinのアシスタントを勤め、この9 年間でマスターのVoirin作品と全く見分けがつかない程の弓を作るようになった。1889年、 1990年とParisの博覧会で銀賞・金賞を獲得、若きE.Sartoryを含む、自身の工房で働く職人 に多大な影響を与えた。19世紀後半から20世紀初頭にかけてVoirinからSartoryへと続いてい く技の橋渡しをした職人である。
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