用語辞典

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オールド [英] old
ヴァイオリンの登場から18世紀末(1800年)頃までの時代。この時代の終焉とともに、各国で製作スタイルの変革が起こった。「―・ヴァイオリン」「―・イタリアン」

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ギルド [英] guild
中世ヨーロッパにおける封建的同業者組合。かつてヴァイオリン製作もギルド単位またはこれに近い形で行われたが、近代以降は急速に衰退した。ドイツのマイスター制度はこの名残。
コマーシャル・ヴァイオリン [英] commercial violin
量産品。一口に量産と言っても、機械生産品から分業製作の手工品まで、クオリティに幅がある。弓であればコマーシャル・ボウ。 [対] マスター・ヴァイオリン
コンテンポラリー [英] contemporary
新作を参照。

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新作
新品の楽器・弓のこと。広義では戦後(1945年以降)に製作された楽器・弓のこと。「―イタリアン」
スクール [英] school
製作流派。特定メーカーとその門下を指す場合と、特定地域に属するメーカーを指す場合がある。日本語では「派」。「アマティ・―」「クレモナ・―」
セミ・オールド [英] semi old
19世紀(1801-1900年)を中心とする時代。当サイトでは、19世紀以降に製作を始めたメーカーによる、19世紀末までに製作された楽器を指す。この時代も含めてモダンとする意見もある。「―・イタリアン」

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スクールを参照。
パターン [英] patern
製作の型枠。転じて楽器の形状。メーカー特有の形状を指すほか、同一メーカーの製作時期を区別する趣旨でも用いる。「ストラディヴァリ黄金期の―」
バロック・ヴァイオリン [英] baroque violin
19世紀初頭頃までのヴァイオリンの形態。現在の一般的な楽器よりネックが短く、バスバーが小さい。 [対] モダン・ヴァイオリン
バロック・ボウ [英] baroque bow
18世紀末頃までの弓の形態。現在の一般的な弓よりスティックが短く、外側に反っている。 [対] モダン・ボウ
フィッティング [英] fitting
楽器に取り付ける部品類のこと。また、その取り付け作業や、取り付けの状態のことも指す。ニカワで接着しない部品すべて(駒、魂柱、弦、ペグ、テールピース、エンドピン、アゴ当て)と、指板、上下ナット、ネック、バス・バー。
ファミリー [英] family
血族のメーカーをまとめて指す言葉。殆どの場合、師弟関係や協力関係があるため、作風に共通点が多い。「ガリアーノ・―」
プレス [英] press
熱と圧力による(楽器のアーチの)成形。経年による変形などの問題がある。「―品」

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マスター・ヴァイオリン [英] master violin
マスター・メーカーによって製作されたヴァイオリン。弓であればマスター・ボウ。 [対] コマーシャル・ヴァイオリン
マスター・メーカー [英] master maker
プロフェッショナルとして国際マーケットでのコンセンサスが形成されたメーカー、またはそれに順ずる力量を持つメーカー。当サイトの用法では、ドイツのマイスター資格とは無関係。
メーカー [英] maker
楽器・弓の製作者。
モダン [英] modern
20世紀初めから終戦まで(1901-1945年)を中心とする時代。当サイトでは、戦前生まれで、製作を行った時期に20世紀を含むメーカーによる楽器を指す。19世紀(1801年)以降をモダンとする意見もある。「―・イタリアン」
モダン・ヴァイオリン [英] modern violin
19世紀頃以降のヴァイオリンの形態。音量を求め、ネックを長く、バスバーを大きくするなどした。それ以前に製作された楽器は改造されてモダン・ヴァイオリンとなっている。 [対] バロック・ヴァイオリン
モダン・ボウ [英] modern bow
18世紀末頃以降の弓の形態。スティックをより長くし、内側に反りを入れた。スティック材にはフェルナンブーコを用いた。その完成には、 François Xavier Tourte (1747-1835)がヴァイオリニストの Giovanni Battista Viotti (1755-1824)との協力関係のもと、中心的な役割を果たした。この改良は演奏技術の飛躍的な向上に寄与した。 [対] バロック・ボウ
モデル [英] model
偉大なメーカーの製作スタイルに倣って製作したことを示す語。現在はストラディヴァリ、ガルネリ・デル・ジェスが圧倒的多数を占めるが、過去にはアマティ、シュタイナーも多く踏襲された。「ストラディヴァリ・―」